*[Run] Dance with Dirt@Hell

Hell(地獄?)で開催されたDance with Dirt50マイル(80k)走ってきました。
主催者が同じRunning Fitなので勝手に春に開催される公園の遊歩道を走るTrail Marathonのウルトラ版と思ってました。
何で大会名がDance with Dirt?Running はダンス?会議も捜査線も踊るのでランニングも踊る?ホームページの表現のちょっと大袈裟?コースマップと公園のTrail Mapと一致しないのも何で?腑に落ちない点はありましたが、One of them のランニング大会と考えていました。会場のPinckney State ParkはTrail Marathonでコースの一部を2回走っています。
スタート前にRace DirectorよりLast Minutes Race Explanationがありましたが、iPodを聴いてました。こういう緊張感の無さが記録の伸びない原因なんでしょう。

6:20AM 頭にLED Lampを付け、手に足元を照らすLampを持ってスタートです。夜間走行は2005年ハセツネの土砂降りの雨を経験しているので快適な日の出前Runです。
A stage Awakening 砂地で木の根っこにつまづかないようにゆっくり走ります。
B stage Limbo 夜が明けました。一般道、序盤なので体力温存です。
C stage This Sucks Less ランナーがバラけて来ました。コースはリボンを木に結んであり、リボンが無いとミスコースのした?になります。後半分かってきたのですが、リボンが同じ場所に2本ある場合は右左折しなさいということで気がつかないでそのまま走っていくとミスコースになります。前のランナーにボーと付いていくとリボンが無いよでUターン。このステージ数回Uターンしました。
D stage Stripper Pole通過
E stage Styx, River of Death(三途の川;死の川)地名はJokeなのか分かりませんがHell。
このあたりが前半の山場です。
道無き道の林の中を走らせてます。倒木をくぐったり、跨いだり、草を手で払いながらピンクリボンを探し走ります。で川岸までたどり付くと道がありません。「あれ〜道無いよ」と良く見ると向こうの川岸にリボン。川を渡れということなので腰まで水に浸かって進みます。このステージ4回くらい川横断させられました。
で止めの指令は「川の中走れ」、流れの速いところは深い?理論あったっけなどを考えながらしばらく進むと一般道と交差。「川を走っている物好きがいるよ」と橋の上からGood Job!と暖かい声援を戴いてモチベーションUpです。
川から上がった先のエイドでしばし休憩。Drop Bagに入れていた靴下交換、東京マラで貰った?アミノバイタルの顆粒とエイドのパン、バナナ補給。
奥武蔵のビキニのおねえさんはいません。
F stage Bad Out of Hell通過
G stage Rave Run
このステージはハイキングコースなので余裕も持って走れます。ランナーもバラけて一人旅になっています。
H stage Poto
多少のUp Downがありますが、デトロイト周辺は山がありませんので淡々と距離を積みます。Good Jobとお互いの健闘を称え合って何名か抜きました。
50Kでスタート会場にいったん戻ります。ここで50マイルのランナーも50Kでやめたとしても完走となります。
今回はアメリカントレイル50マイルを経験したかったこと、ゆっくり走ったので体も軽かったので後半の部+30k突入です。
I stage Where’s F’N bridge
56k地点で本レースの山場、湿地が泥川になって沼地コースに突入です。ドロドロで底が確認出来ず足がどんどんもぐっていきます。(泣)
腰上まで泥に浸かり、ウエストバックは泥の中に陥没、靴が泥の中に埋まってしまってしまい、靴が脱げそうになり(泣)、
泥沼でもがいていたら左足が攣りそうになりました。(泣)
多数の蚊が容赦なく集ってきます。(泣)
足場の固いところ見つけてはなんとか這い上がることができましたが、その後もロープをつたって渡る泥沼ありのリタイヤしたくてもEscape ルートは無しです。右の左も分からずコース外れたらもっと悲惨な状況になることが容易に推定されます。
でここのステージ名はWhere is F’N bridge? どこに橋あるんだよ?無いじゃんでDances with Dirtの大会名がやっと理解できました。
下半身泥だらけではっきり言って汗と泥で臭いです。(泣)

モチベーションも下がってしまいましたが、Bruin Lake Aid のエイドのおばさんはPowerfull。You can do it. ペーパータオルで泥だらけの顔拭いてくれて、ゲータ、パン、M&M、バナナ、オレンジ食べろ食べろで元気貰いました。
J stage Vertigo 170cmくらいの高さの菜の花?畑、小山を上がったりさがったりして手足は擦り傷だらけ。
K stage The Stupid Lake ピンクのリボンに翻弄されSouth Lake湖畔になんとかたどり着きました。でも道が無いよとあたりを見渡すと湖岸にリボンがあります。湖岸ぎりまで木が茂っていてとても走れません。しばらくして湖の中を進めというのがやっと理解できました。経験値Upいうところでしょうか♪「体の泥はここできれいに洗い流してね!距離は長めにしておいたから」とレースダイレクターの配慮に感謝です。(泣)
L stage Don’t Get No Better 普通のトレイルコースです。
M stage Dirt’s Revenge 最終ステージ、どのレースでも最後はヘロヘロです。
「快適な部屋でトレッドミルばかりしているランナーよ。これが自然だ。泥だらけになって一日遊ぼうよ。でも怪我しても主催者を訴えたりしたら駄目よ。自己責任だから」というレースダイレクターの思いたっぷりのコースでした。
ウルトラに合わせて5人チームの100Kリレーが開催されていてシリアスランナーからクラスメート、ファミリー、Tバック調のオカマランナー(結構早かった)、仮装ランナーも走っていました。
100Kリレーランナーから「Ultra, Good Job! Keep going!You’re awesome!」応援いただいたのは励みになりました。Ultra、Ultraと呼ばれたのでウルトラの兄弟になった気分でした。

完走賞はDomino Pizza Lサイズ チームや応援者とPizza食べて楽しんでということでゴール前ではロック生演奏です。
新しいNikeで走ったのですが小指のところが穴あいてしました。パンフレットを読み直して見るとシューズ破れたらうちの店で新しいの買ってネ♪と最初から最後まで楽しませくれた大会です。
80kに渡ってリボンを結んでくれた主催者、ボランティアの方、応援いただいた方に感謝です。
シカゴマラソンに向けての強化練習になったかどうか不明ですが、当分ピンクのリボンには夢の中でうなされそうです。

こんなコースと分かっていたら東京マラソン記念Tは着なかった。(泣)